トロイメライ(池上永一)★★★☆☆ 10/14読了

唄とグルメは那覇の華。武太を惑わす、6つの難事件。犯人は誰だ!? 19世紀、幕末時代の琉球王朝。無職の三線弾きだった武太は、新米岡っ引きに任命された。意気揚々と正義に燃えるが、世の中うまくいかないことばかり。毎夜どこかで起こる事件と、一喜一憂する庶民の人情に触れながら、青年はひとつずつ大人への階段を上っていく―。

池上永一の小説を読むのは初めて。妻が図書館で借りてきたのを読んでみた。『テンペスト』の外伝的な位置づけらしいのだが、『テンペスト』を読んでいなくても特に問題はないと思う。
琉球版捕物帖という感じで、そこそこ面白かったね。

トロイメライ

トロイメライ