アンヌ・グロ・ミネルヴォア・レ・キャレタル 2008

アンヌ・グロとジャン・ポール・トロ、ブルゴーニュの2人の醸造家は20年来の経験を生かして、ミネルヴォアのカゼルという素晴らしい地で2人の力を合わせました。石灰岩質、粘土質、砂岩質という土壌の多様性、そして、4種類のブドウ品種(カリニャン、グルナッシュ、シラー、サンソー)の発見、そして樹齢が高く質のいいブドウの樹、ヴォーヌ・ロマネと同じ標高220mのノワール山(黒い山)の麓という素晴らしい環境・・・・など、彼らはこれらの要素をもってカゼルの地を選びました。


2008年のファースト・ヴィンテージには、高貴で、ミネラル感があり、そしてフレッシュさを期待していました。ところが結果はそれ以上!糖と酸のバランス感も素晴らしいものとなりました。ゆっくりと行われたブドウの完熟、涼しい夜間、収穫時の約17度という気温、これらはアンヌ・グロの本拠地ブルゴーニュの状況と似ていました。収穫は9月18日から10月5日まで。こうして緊張の中ファースト・ヴィンテージが出来上がり、それは彼らにとって大変感動的なものとなりました。


新樽率50%。99年間の歴史を持つ土地で出来上がった、繊細で、上品、余韻が長く、厳格で、エネルギッシュ・・・そして、素晴らしい熟成感を持つワイン。
ブドウ/カリニャン100%(樹齢90年)

キタザワにて購入。カリニャンってこんなに濃かったか。あんまり飲んだ経験がないからな。普段濃いワイン飲まないから余計に濃く感じるのかもしれない。
料理がステーキだったからよかったけど、味が薄い料理には合わないね。妻が買ってきたステーキ肉は、草履みたいに大きかったんだけど値段は異様に安い。まあ要するに固いのだ。ガッツリ肉を食べながら飲むにはこういうワインもいいね。



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