天地明察(冲方丁)★★★☆☆ 7/14読了

江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。

話題作、ようやく読みました。貞享暦採用の背景にこういう物語があったのは興味深かった。ただ、深みというか厚みという点ではもうひとつかな。だから逆に大衆受けするとも言えるのだが。
のちに妻となる「えん」とのやり取りが良かったね。私はこの「えん」に「龍馬伝」の千葉道場の娘である「佐那」(貫地谷しほり)を重ねて読んでいた。

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