シモン・セロス・ブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュット・プルミエール・サヴール

ジャック・セロス氏(同名RMの現当主アンセルム・セロスの父)の妹、オデット・セロスがクリスチャン・シモンと結婚して誕生したのがこのRMです。アヴィーズを中心としたセロス家の畑も、ジャックとオデットが半分ずつ継承しました。よって、シモン・セロスの現当主フィリップ・シモンは、アンセルムとは従兄弟の関係になります。
両方のセロスを扱う知り合いのロンドンのワイン商いわく、「ジャック・セロスが赤く燃える太陽なら、シモン・セロスは碧く光る月」。
すべてコート・デ・ブランのシャルドネ100%(アヴィーズ83%、クラマン10%、オジェ7%)。平均樹齢30年のVV。現在販売中のものは、2005年産が75%、ヴァン・ド・レゼルヴ(2002年産と2004年産)が25%のブレンド。ドザージュ・ゼロのノンドゼ。

キタザワにて購入。シモン・セロスを扱うショップでは必ずといっていいほど、「ジャック・セロスが赤く燃える太陽なら、シモン・セロスは碧く光る月」という売り文句を見かけたね。見るたんびに「なんだそりゃ」と思っていた。
で肝心の味だが、これが美味しかった。よいシャンパン特有の飲み干すときにフッと感じる苦味がある。ベデルの「ディ・ヴァン・スクレ」よりもこっちの方が美味しいね。ジャック・セロスは高いから一度しか飲んだことがないけど、シモン・セロスで十分に美味しい。


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