グラン・クリュでのランチが早めに済んでしまったので、「ほん吉」という古本屋へ。ずーっと前に来たときに「サイダーハウス・ルール」があって、迷った末に買うのを止めたことがある。まだあったら買おうかなと思ったが、さすがにもうなかった。
一通り見ていた時に見つけたのが『啓蒙かまぼこ新聞』だ。以前、会社の先輩に借りて読んだのだが、その内容にはぶっ飛んだ。仮にも企業の広告なのにここまでやっていいのかというくらいふざけている。そして、驚くべきことに解説が村上春樹なのだ。なぜ村上春樹がこの本の解説を書いているのか全く分からない。世の中にはレアな村上春樹の文章というものがそれなりにあると思うが、この『啓蒙かまぼこ新聞』の解説のレア度はかなり高いんじゃないだろうか。
「ほん吉」にあった『啓蒙かまぼこ新聞』はとても状態が良かった。もちろん買ったわけだが、家に帰ってAmazonで検索してみると新品を売っているのに驚いた。とっくに絶版になっていると思ってたのに。なんかちょっと拍子抜けした。
| 啓蒙かまぼこ新聞 | |
 | ビレッジプレス 1987-12 売り上げランキング : 224049 おすすめ平均  老舗がパンクに!?とにかくAmazonで詳しく見る by G-Tools |
