志の輔noにぎわい 横浜にぎわい座

立川メンソーレ: 道灌
立川志の輔: お菊の皿


仲入り


立川志遊: 大安売り
立川志の輔: 大名房五郎

席は1階の一番後ろの通路側。一番後ろでも結構見やすいね。メンソーレは初めて聴いた。なかなか上手いじゃんと思っていたら、途中で話を忘れた。同じ台詞を繰り返しているので、おかしいなと思ったら、リアルに忘れていたようだ。皮肉なことにそこが唯一笑えるところだった。
志の輔は出てくるなり、「弟子の稽古におつきあい頂きありがとうございます」。私の前でやるときはもうちょっと上手いんですけどね、なんて言っていた。マクラは選挙の話。最近は開票率5%で「当確」が出ちゃうからつまらないと。出口調査が発達しているからこういうことになる。皆さん出口調査に出くわしたら嘘を言いましょう、なんて。噺は夏らしく「お菊の皿」。まずまずかな。
仲入り後は色物さんかと思ったら立川志遊。この人のことは存在すら知らなかった。先月真打ちになったばかりということで、扇子と手拭いを5本ずつお客さんにプレゼント。じゃんけんでもするのかと思ったら、なんと投げた。扇子を志遊が投げて、手拭いをメンソーレが投げた。手拭いが1つ私の近くに落ちたのだが、がっついているおじさんに取られた。噺は「大安売り」。初めて聴いたけど、そんなに面白い噺じゃないね。後で調べたら立川志遊は私と同い年で大学も一緒だった(志遊は中退だけど)。もしかしたら大学内のどこかで会っていたのかもしれない。
志の輔のトリネタは「大名房五郎」。志の輔のトリネタは渋い噺が多いけど、これまた渋かった。ちょっと噺が地味なので、ウトウトしてしまった。