将棋界の一番長い日

郷田真隆九段(37)が羽生善治名人(38)への挑戦権を得た第67期将棋名人戦・A級順位戦朝日新聞社毎日新聞社主催)。これまでにないほどの大混戦はA級の残留争いも激しく、3日の最終9回戦で明暗を分けた対局もあった。

 谷川浩司九段(46)―鈴木大介八段(34)戦は谷川九段が113手で勝って4勝5敗になり、A級残留を決めた。敗れた鈴木八段は3勝6敗でB級1組に降級する。

 深浦康市王位(37)―丸山忠久九段(38)戦は丸山九段が152手で勝った。丸山九段は5勝4敗。深浦王位は3勝6敗になり、降級が決まった。

個人的に最も注目していた谷川‐鈴木戦は一番早く終わっていて、結果は谷川が勝って残留を決めた。まだ谷川が落ちるところは見たくないので、ひとまず良かった。
名人挑戦を賭けた一番、郷田‐木村戦は郷田が手堅くそして時には大胆に指し回して、粘りが身上の木村を突き放した。
これで名人戦は羽生対郷田の顔合わせになった。この対戦は楽しみだね。郷田がどのくらい長考するかも楽しみw。