立川談春独演会(にぎわい座)

立川談春: 御神酒徳利


仲入り


立川談春: 明烏


じゃんけん大会

日の出ラーメンでは「豚骨醤油」を食べようと思ったのだが、売り切れていたので「魚介醤油」にして餃子もプラス。前回「濃厚魚介醤油」を食べちゃってたので、ただの「魚介醤油」はやや物足りなくなってしまった。それにしても「麺や維新」とは大違いのラーメンだが、これはこれで美味しい。


始まると客電が落ちた。めくりには談春の名前が。マクラは「情熱大陸」の話題から。あれ以上のプロモーションビデオはないなんて話していた。それから、泣いていた柳家花緑が俺以上に株を上げていたなんて話も。
今日は15年ぶりくらいに「御神酒徳利」をやると宣言。落語家が噺を覚えるには柳家小さんが一番。志ん朝や談志で覚えるとすぐにばれちゃうけど、小さんは特徴がないからばれない。だけど小さんで覚えると面白くない。なんでこんなに面白くない噺があんなに受けてたのか。それはもう小さんのオーラとしかいいようがない。「御神酒徳利」も筋を追うばかりで面白くないんですよ、なんていいながら噺へ。
私はこの噺は初めて聴いた。確かにそれほどギャグがあるわけではない。だけど、八百屋と旦那のやり取りとか、旦那と八百屋のおかみさんとのやり取りとか、普通の会話が面白い。久しぶりに生で聴いたけど、さすが談春だなと思った。


1時間くらい喋って仲入り。仲入り後は時節ものということで「明烏」。「御神酒徳利」の時はさすが談春と思ったのだが、「明烏」の時はあまりそういう感じがしなかった。前者が初めて聴いた噺で後者がそうではないというのもあったかもしれない。源兵衛と太助のやり取りで「耳んとこ上手に殴ると目から血が出るんだぞ」っていうのは笑った。


最後に手拭い争奪じゃんけん大会。私は最初はあいこで残ったのだが、その次で負けた。一番最初に負けた人は何も無しでそれ以降に負けた人はロビーで手拭いを一本ずつ持って帰っていいことになっていた。勝ち残った何人かは舞台の談春から手拭いが貰えたようだ(見てないから分からない)。ロビーには弟子たちがいてその前にいろんな人の手拭いが用意されていた。多分一番最初にじゃんけんに負けた人も貰ってたんだろうな。大勢の人でごった返していて、何が何やら分からないうちに私が掴んでいたのはこの人の手拭いでした。