ヌガ/Le Nougat(ディナー)

念願の(大袈裟か)ヌガでのディナー。
まずはグラス・シャンパンで乾杯。グラスのシャンパンは一種類しかない(銘柄は失念)。頼んだのは、プティ・クロワッサン、ラタトゥイユ、フレンチフライ、ブイヤベースのハーフ、カスレのハーフ。最初に来たのはラタトゥイユ。しっかり味が付いているんだけどしつこくない。ねっとり感というかまったり感が絶妙で美味い。お次はフレンチフライ。カリッと揚がったのが山盛りで出てくる。マクドナルドのポテトとは一線を画する美味しさだ。プティ・クロワッサンはちょっと時間がかかる。中にオリーブが入っているものとアンチョビが入っているものの2種類が2個ずつある。焼き立てだからねえ、サクサクっとして美味しかったな。
シャンパンの次はボトルの赤。お店の人のオススメを聞きつつブルゴーニュから2001年のサヴィニー・レ・ボーヌ(モーリス・エカール)をチョイス。モーリス・エカールは初めて飲んだけど、抜栓直後から結構滑らかで美味しかったな。香りはもうちょっとだったけど、まああんなもんでしょう。
ブイヤベースは具とスープが別々に来た。しかも、ガーリックトーストとチーズとガーリックマヨネーズののった別皿付き。最初はスープをかけずに具だけを食べる。それだけでも十分に美味しいのだが、そのあとはスープをかけたり、ガーリックトーストにのせて食べたりと色々楽しめる。フレンチフライをガーリックマヨネーズに付けて食べるのも美味しかったね。ブイヤベースで具とスープが別々というのは初めてだった。それでスープが絶品なんだよな。魚介のダシがものすごく出ていて、殻とかもいっぱい使って作ったんだろうなという味がした。
カスレは小さめで底の浅いオーバルのストウブで出てきた。ハーフといってもなかなかのボリュームがある。これぞビストロの定番という感じで美味しかったなあ。
今回は珍しく食後酒を飲んでみたくてメニューをもらう。ヌガにはDRCのフィーヌがあるとどこかで読んだのだ。確かにありました。あったけど、一杯5,800円。45ccで5,800円。それは無理。諦めてヴォギュエのマールにしようと思ったら、これが切れているとのこと。仕方がないので、オスピス・ド・ボーヌのマールにした。それからチーズの盛り合わせ。マールは美味しかったけど、自分で買って家で飲んだほうが良さそうだな。最後にカフェオレ飲んでフィニッシュ。
ビストロメニューを満喫できて大満足だった。まだまだ魅力的なメニューはいっぱいあったのでまたいつか行きたいな。