村上春樹ハイブ・リット

「ここに収められたレイ・カーヴァーやティム・オブライエンの作品からも、翻訳作業を通して、僕は大事なことを数多く学んだ」
(『村上春樹ハイブ・リット』編訳者前書きより)


「ハイブ・リット」とは、hybrid(混成の)とliterature(文学)の合成語で、文学を楽しみながら多面的にすぐれた英語に親しめるCD-BOOK の呼称です。『村上春樹ハイブ・リット』なら、
1) 村上春樹が選んだ英語の短篇小説を原文のまま読めます。
2) 小説の作者自身が朗読する英語を聞けます。(※)
3) 名翻訳者の訳を味わえます。
このCDブックで、ぜひ、あなたの心に響く物語を見つけてください。
※「ささやかだけれど、役に立つこと」「レーダーホーゼン」はアメリカ人ナレーターによる朗読です。


収録作品:
レイニー河で/ティム・オブライエン(朗読:ティム・オブライエン)
ささやかだけれど、役に立つこと/レイモンド・カーヴァー(朗読:グレッグ・デール)
レーダーホーゼン/村上春樹(朗読:ジャック・マルジ)

先日本屋をウロウロしていたらこんな本を見つけた。これがなかなか良さそうだった。見開き対応になっていて、左ページが英語で右ページが日本語になっている。英語のページの脚注部分にはイディオム等の解説もある。英語だけを通して読んでから日本語を読むっていう方法もあるし、じっくり見比べながら読むっていう方法もある。CDも付いているので、朗読を聴きながら英文を読んだり、慣れてきたら朗読だけを聴いて意味を取れるようにするという勉強の仕方もある。
この「ハイブ・リット」には柴田元幸版もあって、そちらだと収録作品の朗読は全て作者が行っている。

村上春樹ハイブ・リット
村上春樹ハイブ・リット村上春樹(編・訳)

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