劇団HOBO 旗揚げ公演『喧嘩農家』@THEATER/TOPS

主業農家の真坂家に、入り婿がやって来た。
百姓に定年なし。
ボーナスなし。
日々繰り返す、朝5時起床、夜9時就寝のルーティンワーク。
農業新人の入り婿が見た、
低迷する日本の農業の煽りを全面に受ける真坂家の一年とは。


「なるようになる。どうにかしようなんて考えなくていい。」


脚本 平田侑也
演出 おかやまはじめ+劇団HOBO


出演
おかやまはじめ(真坂豊一)
林和義(真坂繁雄)
本間剛(真坂恵介)
有川マコト(真坂秋平)
省吾(作佐部耕太郎)
古川悦史(今野隆)
高橋由美子(真坂照美)


■タイムテーブル
10/28(火) 19:00
10/29(水) 19:00
10/30(木) 14:00/19:00
10/31(金) 19:00
11/01(土) 14:00/19:00
11/02(日) 14:00


■会場
THEATER/TOPS
新宿区新宿3-20-8 TOPSHOUSE4F
03-3350-9696


■お問い合わせ
劇団HOBO 03-5791-3220 hobo@g-up.info

舞台上は農家の居間。掘り炬燵があって、渋い茶箪笥の上にはコケシがいっぱい乗っていて、神棚もある。居間は庭にも通じている。急遽取った割りには非常にいい席だった。
男4人、女1人の5人兄弟の農家一家に入り婿がやって来る。そこですったもんだがあって、ほのかなハッピーエンドで終わる。まあ、喧嘩するほど仲がいいってやつだね。
おかやまはじめはラッパ屋の時とはちょっと違っていた。どこがどうとは説明できないけど。林和義と古川悦史はやっぱりいいね。この2人の芝居好きなんだよな。高橋由美子はどうかな。ちょっと微妙かな。田中麗奈といい高橋由美子といい、生で見るとホント顔が小さい。
次男の真坂繁雄役の林和義があるものに手を出そうとした時には、『王様のレストラン』の「カラーひよこ」を思い出してしまったw。ストーリーは面白かったけど、もう少し脚本をスッキリさせてもよかったような気がする。
村内放送とか細かいところにちりばめられたギャグは面白かったね。役者の人柄がにじみ出てくるようなあったかい舞台でした。上演時間は約2時間。