トップリーグ第5節 ヤマハvsサントリー 近鉄花園ラグビー場 テレビ観戦

二転三転のシーソーゲームで観ていて非常に面白かった。特にアンチ・サントリーの私としてはw。
前半はヤマハが苦しんだ。ジェームス・レッキー主審の笛とどうも噛み合っていないようで、再三反則を取られていた。特に木曽がシンビンになってしまったのは痛かった。前半はヤマハからみて7-15。
後半7分には敵陣深くでの攻撃でパスを受けた大田尾が判断よく飛び込んでトライ。ゴールも決まって14-15。13分にはPGをやはり大田尾が決めて17-15とついに逆転。ところが、直後の14分に交替出場の山下にトライを奪われる。山下にラストパスを出したニコラスが上手かったね。ゴールも決まって17-22と再逆転。
後半21分に矢富が入ってきてからヤマハは動きがよくなった。26分の松下のトライは自陣でのターンオーバーから矢富が大きくゲインしたのがきっかけだった。ゴールも決まって24-22とまた逆転。30分のマッコイドのトライは大田尾の見事な縦突破がほとんど全てだった。ゴールも決まって31-22と突き放した。33分にサントリーも佐合のトライで追い上げたが、ゴールも外れ、その後もヤマハが守りきった。
後半のヤマハは学習したのか、密集で取られる反則が前半よりも大分減って、ターンオーバーが増えた。後半あたまから入ったマッコイドや途中から入った矢富がよく機能していたのも大きい。とはいえ、やはりこの試合は大田尾の活躍に尽きる。再三にわたる判断のよい縦突破は観ていて気持ちがよかった。マン・オブ・ザ・マッチは文句なしでしょう。
これでサントリーも2敗となり、無敗の東芝と三洋が頭一つリードしたな。東芝は首位とはいえ、三洋ほどの圧勝では来ていない。何とか最終節まで全勝で行って、最終節三洋と全勝対決になったら盛り上がるだろうな。


ヤマハvsサントリー(31-27)