トップリーグ第1節 ヤマハvsクボタ 石川県西部緑地公園陸上競技場 テレビ観戦

昨季7位のヤマハと8位のクボタの対戦ということで、拮抗した面白い試合となった。
前半は10-10のイーブン。後半はPGでクボタが着々と加点して、15分の時点で19-13とリードした。両チームともドゥラームと大西といういいキッカーがいるので、自陣で反則をすると即3点となってしまう。
28分にヤマハの冨岡が右隅にトライして19-18。ゴールが決まっていれば逆転だったが、ゴールは決まらず1点差。しかし、35分に大西がPGを決めて19-21とついに逆転。ここからクボタが粘り強くせめて、37分にドゥラームのドロップゴールを引き出した。このドロップゴールは見事だった。結構距離があったからね。これで22-21と再逆転。
残り20秒ぐらいの時点でヤマハはハーフウェイでペナルティを得た。PGが入ればサヨナラだが、かなり距離がある。若干迷ってから大西がタッチへ。ホーンが鳴って、ラストワンプレー。ラインアウトからのボールをキープしたヤマハが執拗にフォワード勝負を挑む。これをクボタも反則しないように何とか食い止める。結局最後はクボタがターンオーバーしたボールを蹴り出してノーサイド。手に汗握る終盤だった。
クボタはドゥラーム、ケフ、オツコロの外国人選手がかなり効いていた。元オールブラックスの主将でもあるヤマハのルーベン・ソーンも活躍はしていたが、決定打には至らなかった。ヤマハの五郎丸はデビュー戦でいきなりシンビン。もうちょっとチームのことを考えてプレーしないとダメだな。
クボタやヤマハが上位陣を脅かすようになると、トップリーグもますます面白くなるね。


ヤマハvsクボタ(21-22)