崖の上のポニョ ★★★☆☆ 109シネマズMM横浜

宮崎駿監督が自ら原作を手がけて描くのは、海辺の町と海そのものを舞台にした、少年と少女の物語。2人が出会い、冒険し、絆を育んでいく姿を、生き生きと映し出す。作画は全編においてCGを廃し、手書きでの表現にこだわった。中でも荒れた海のシークエンスでは、手書き故のダイナミックさが十分に発揮されている。海に沈んだ街の上を宗介とポニョの乗った船が走っていくシーンも印象的だ。ポニョと宗介を演じた子役の2人の周囲を固めるのは、山口智子長嶋一茂天海祐希所ジョージら個性派の俳優陣。宗介とポニョの冒険の先に、心の奥底に眠る感情が蘇る、清々しい作品だ。


監督:宮崎駿
原作:宮崎駿
音楽:久石譲
脚本:宮崎駿
声の出演:山口智子(リサ)、長嶋一茂(耕一)、天海祐希(グランマンマーレ)、所ジョージ(フジモト)、土井洋輝(宗介)、奈良柚莉愛(ポニョ)、柊瑠美(婦人)、矢野顕子(ポニョのいもうと達)、吉行和子(トキ)、奈良岡朋子(ヨシエ)

映画の日に家族で観に行った。ネット上で賛否両論を目にしていたので、どんなものかなと思っていたが、十分に面白かった。面白かったというより可愛かったかな。ストーリーはやや意味不明なのだが、とにかく絵がキレイだし、ポニョが可愛かった。娘も夢中になって観ていたね。