羽生が後手番で勝利

9日朝から福岡市のJALリゾートシーホークホテル福岡で指し継がれていた第66期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社毎日新聞社主催)の第3局は午後9時39分、挑戦者の羽生善治二冠(37)が森内俊之名人(37)を164手で破り、シリーズ成績を2勝1敗とした。敗勢の挑戦者が粘りに粘り、歴史に残る大逆転劇を演じた。持ち時間各9時間のうち、残りは名人1分、挑戦者5分。第4局は20、21の両日、名古屋市で。

名人でも開き王手をうっかりするんだなあ。優勢な将棋を勝ちきるのは難しいね。大舞台だとなおさらなのかもしれない。羽生が先にブレイクしたが、きっと森内も開き直るだろう。前期も史上まれにみる逆転負けを喫した後に勝って防衛したもんな。