日本選手権2回戦 東芝vs早稲田 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

先制したのは早稲田。前半4分、なんとラインアウトからモールでそのまま押し込まれてしまった。これにはちょっと焦ったが、その後は東芝も落ち着きを取り戻し、21-5で前半終了。
後半はフォワード近辺でボールを保持する時間が長くなった。完全に東芝ペースで一時は47-10まで行ったのだが、そこから早稲田も粘りを見せた。後半35分には東芝の裏の空いたスペースにボールを蹴り込み、拾った田中が追いすがる東芝の選手をうまくハンドオフで突き飛ばしてトライ。ロスタイムの43分にもラックから豊田がボールを持ち出し、長い腕を伸ばしてトライしてしまった。この豊田のトライはちょっと驚いたな。
最終スコアは47-24。途中で切れずに、曲がりなりにも試合を作ったのだから早稲田は大したものだ。一方、東芝ラインアウトがひどすぎた。前半、マイボールラインアウトをことごとく失敗してたもんなあ。この辺はきっちり修正してサントリー戦に臨んで欲しい。それから、サントリー戦ではスコアの面で常に先行して欲しい。サントリーにリードを許して最終盤を迎えると、うまく時間を使われるからね。トップリーグ初戦のリベンジを是非果たして欲しい。


東芝vs早稲田(47-24)