大学選手権準々決勝 テレビ観戦

ラグビーの全国大学選手権第2日は23日、東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝を行い、前回準優勝の早大のほか、明大、慶大、帝京大がベスト4に進んだ。
 明大は9大会ぶり、慶大は6大会ぶりの準決勝進出で、関東の対抗戦グループが4強を占めるのは33大会ぶり。来年1月2日の準決勝(国立)は慶大−明大、帝京大早大のカードとなった。
 早大は7トライを奪い、法大を39−7で退けて7大会連続のベスト4。明大は京産大に29−0と快勝し、慶大は関東リーグ戦グループ覇者の東海大を28−14で破った。帝京大は筑波大を46−8で下し、5大会ぶりの4強入り。

明治はフォワードで京産大を圧倒した。似たようなチーム同士だけにフォワードで負けてしまうと、京産大は他に活路を見出すことができなかった。明治は SO田村、CTB衛藤が共に一年生というのが、来年以降を考えると頼もしい。
同志社戦でいいラグビーを見せた筑波は帝京に屈した。しかも対抗戦の時よりも大差になってしまった。帝京の充実振りが感じられた試合だった。
慶応は前半ロスタイムに7点取れたのが大きかったな。東海もぶ厚い攻めを再三に渡って見せてくれたのだが、慶応のディフェンスがそれを上回った。慶応のしぶとい守りは本当に素晴らしかった。
早稲田戦はちょこっとしか見ていないのだが、モールやスクラムで完全にフォワードが法政を圧倒していた。フォワードであれだけ押されると法政も苦しいな。
結果はなんと、対抗戦上位4校がベスト4を占めた。明治の準決勝進出は9大会振りかあ。もうそんなに出ていないのかとちょっと悲しくなった。一方慶応も6大会振り。対抗戦では引き分けだったから、この準決勝が雌雄を決する一戦となる。準々決勝の内容からすると面白い試合になりそうだな。早稲田対帝京も対抗戦の時よりは接戦になるんじゃないかな。