トップリーグ第12節 東芝vsサントリー 味の素スタジアム テレビ観戦

とにかくこの試合だけは負けたくなかった。ノーサイドの笛を聞いた瞬間は思わずこぶしを握りしめた。逆に言えば、それだけ厳しい試合だった。
それにしてもひどいコンディションだった。ノッコン、パスミス、キックミスの連発だし、ステップを切れば滑って転ぶしで、本来であれば観ていても面白い試合ではないのだが、両チームの接点での攻防の激しさがそれらのマイナス要素を十二分に補っていた。前半はともに1トライずつの5-5。後半はサントリーが佐々木のトライで5-10と勝ち越し。しかし東芝もモールからオトのトライで同点。大事なコンバージョンを吉田が決めて12-10と逆転。結局この2点を守りきった。実力的な差はほとんどないという見方もできるだろうが、勝つと負けるとでは天と地である。たった2点だけれども、勝った東芝を私は誇りに思う。
サントリーとはあと2回当たるだろう。今度は雨ではなくて普通のコンディションでも東芝の方が強いということを証明したいね。

東芝vsサントリー(12-10)