関東大学対抗戦 明治vs慶応 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

最後まで勝負の行方が分からない観ていて面白い試合だったけど、慶応は勝つべくして勝ったね。明治は重戦車フォワード復活と言われているけど、どうも試合運びが単調というか無策なんだよなあ。確かにフォワードでは慶応に勝ってはいたけど、圧倒するほどの差はないんだということに早く気がつかないと。ラインアウトからのモールも、キャッチャーがそのまま軸になるんじゃなくて、一度横にパスしてずらしてから押すとかの工夫をしないとダメだ。実際後半ロスタイムの最後のモールは慶応がばっちりバインドを固めて受け止めて逆に押し返してたもんなあ。それから、モールでボールを出せずに慶応ボールのスクラムになってしまったことも何度かあった。フォワードで押すときは押し、時にはフォワードで行くと見せかけてバックスに回すといったメリハリをつけて欲しい。
一方慶応のバックスリーの決定力は素晴らしいね。スクラムハーフも走力があるし。バックス勝負では完全に明治を圧倒していた。特に後半21分の山田の独走トライはすごかった。ディフェンスの圧力でも慶応の方が上だった。気合いは慶応の方が入っていたように見えたね。
ただ、明治も去年に比べれば大分増しにはなっているので、もっともっと修正して帝京戦に臨んで欲しい。
今日の秩父宮の観客数が12,514人。昨日のテストマッチの観客数が10,711人。まだまだ日本代表の試合よりも大学ラグビーの方が人気があるんだな。

明治vs慶応(24-27)