エリサルド問題(続)

ラグビー日本代表ジャンピエール・エリサルド・ヘッドコーチ(52)=(HC)が、今月からフランス1部リーグに所属するアビロン・バイヨンヌのスポーツ・マネジャーに就任したことを受け、渡仏して調査を行った同代表・太田治GMが17日に帰国、会見を行った。14日に同HC、バイヨンヌ会長と会談した同GMは「契約はあくまでもアドバイザー。エリサルドは日本代表の活動を最優先させる意思を示した」と説明。同HCは、日本協会へ未連絡のまま契約が公表されたことには「処分を受け入れる」としたが、同クラブとの契約解除は否定した。

アビロン・バイヨンヌとの契約は解除しない」かつ「処分を受け入れる」ということは、イコール「辞めたい」ということだよな、どう考えても。日本代表への情熱のなさは、イタリア戦のあとの「日本の選手は『アマチュア』だから仕方ない」にも現れている。太田GMは自身のブログで「20日の8強会議で代表チームの方向性が決まります」と書いている。もはやエリサルド続投ということは100%あり得ないと思うので、次の監督の人選を速やかに進めて欲しい。もうワールドカップまで時間がないのだ。
しかし、将棋の名人戦問題といい、今回の問題といい、ファンの存在を無視したような上層部の動きにはほとほと呆れるね。