ジャック・カシュー エシェゾー 特級 2001

私の誕生日ディナー用にとっておいたのはジャック・カシューのエシェゾー特級(グランクリュ)である。近所の酒屋で買ってからセラーで寝かせておいた。特級ワインを飲むのは初めてである。料理を作り始める前に抜栓して少し飲んだ。やや固いか。
料理はビーフステーキ。近所の肉屋で仙台牛のステーキ肉を買ってきた(松阪牛は高くてあきらめた)。付け合わせは昨日高島屋のPECKで買ったキノコのバルサミコ酢和えとじゃがいも。PECKでは他にアボガドとエビのサラダ、パルマ産の生ハムも買っておいた。結局料理ってほどの料理はしなかったな。生ハムにオリーブとかオレンジとかを合わせるのは『ワインパーティーをしよう』を参考にしたけど。
実際に食事をする頃にはワインは柔らかくなっていた。美味しいね。さすがグランクリュだね。色はあまり濃くなく、紫っぽい色をしている。香りもあまり強くない。ただ、タンニンの具合が非常に上品で、ワインが喉を通ると渋味がすっと消える。この味わいのバランスみたいなところにグランクリュの実力を感じた。空きそうになる頃にはもう一本同じものが飲みたいと思ったよ。2001年なので、熟成という観点ではもっと古いワインには敵わないけど、特級ワインの実力は十分に感じることができた。


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