先日、イーエックス・ワインから「今日だけ《63%オフ》! 2005年下半期ランキング1位のあのワイン!」というメールが来た。やたらに気合いが入っているので、それならと「ドメーヌ・フーリエ・フォジェール・アダージョ・デ・テロワール2001」を買うことにした。一本だけ買うと送料がもったいないので、月間ランキング1,2位のワインもついでに購入。
(左)ドメーヌ・フーリエ・フォジェール・アダージョ・デ・テロワール2001
造り手はドメーヌ・フーリエ。実はジュヴレ・シャンベルタンに拠点を置くブルゴーニュの生産者です。ワイン造りを伝説の醸造家、アンリ・ジャイエさんから受け継いだことでも有名で、ぶどうが生まれ育ったテロワールを忠実にワインに表現したいという強い情熱を持ったフーリエさんは、ブルゴーニュファンから厚い信頼を寄せられています。(中)ステレンボッシュ・ヴィンヤーズ・ジェネシス・シャルドネ2003
パイナップルやメロンのようなトロピカルフルーツの香りが開きながらも、活き活きとした酸味があるおかげで甘く感じさせないシャルドネ。とても上手に樽が使われていることがよくわかるほど、絶妙なバランスで樽の風味が活きています。
100%フレンチオーク、天然酵母による自然発酵と、リスクとコストがかかるワイン造りによって生まれたシャルドネですが、南アの物価と人件費が安いおかげでお値段は1,000円台。もしカリフォルニアで、このワインと全く同じ醸造法で造ったとしたら5,000円を下ることはないでしょう。(右)トリエンヌ・ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァール・レ・ゾーレリアン2002
ロマネ・コンティにドメーヌ・デュジャック。なんとも豪華な組み合わせのビッグネーム2人による、夢のコラボレーションワインが「トリエンヌ」です。
「レ・ゾーレリアン」というキュヴェはカベルネとシラーを50%ずつブレンドしたもの。大量にぶどうが実をつける南仏地方でもしっかり収穫量を減らしてワインの凝縮感を上げ、味わいに複雑さをプラスするためにリスクの高い天然酵母を使い、ドメーヌ・デュジャックで一度しようしたオーク樽で熟成させるというのですから、なんとも贅沢なデイリーワインです。
bk1から3,000円以上買うと500円引きになるギフト券をもらっていたので、珍しくヴィジュアル系の本を2冊購入。
名ソムリエの、ふだんワイン | |
柳 忠之 外山 俊樹 朝日新聞社 2005-05-12 売り上げランキング : 5,138 おすすめ平均 ふだんの生活のなかで楽しむワイン ワイン初心者として 楽しい毎日 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ヴィラデスト・カフェブック | |
玉村 豊男 東京書籍 2006-03 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
どちらの本も写真が綺麗でね。まだパラパラーっとしか見てないけど、こういう本を見てると何か幸せな気分になってくるね。