なんだかなあ

作家・村上春樹さんの自筆原稿が本人の知らぬ間に流出し、インターネットや古書店で、高値で売りに出た。「(編集者の手で)不正に持ち出された一種の盗品」「生原稿の所有権は基本的に作家にある」と厳しく指摘する文章を、村上さんは10日発売の「文芸春秋」4月号に寄稿している。

 「ある編集者の生と死」と題された村上さんの文章によると、流出した原稿は複数あり、なかでもフィッツジェラルドの「氷の宮殿」を翻訳した原稿は、400字詰め原稿用紙73枚で100万円を超す値段で古書店で売られていた。流出した原稿は、デビュー前から知り合いだった、当時の中央公論社の編集者に直接、手渡したものだという。編集者はその後退社、03年に死去した。

最近、村上春樹のことばかり書いている気がするが、できればこういう話題は取り上げたくなかったな。「ある編集者」とは某編集者のことを指しているようだが、読んでみないと詳しいことは分からないので、とりあえず「文芸春秋」4月号を読んでみよう。ちなみに新聞には写真も載っていた。結構独特な感じの字を書くんだね。