シック アズ シーヴス Levings Pinot Noir 2018

2009年に設立されたシックアズシーヴス。「隠れ家に暮す盗賊の様に分け隔てなく仲の良い様子jを意味するワイナリー名は究極の友情や愛情を表すスラングで、オーナー兼ワインメーカーであるシド ブラッドフォードの人となりを表す非 常にチャーミングなセンス…

バドミントン新年会@七福戸塚店

コロナ禍を経て、久しぶりの新年会。場所は戸塚の七福。昔、上大岡の七福でやったことがある。メニューは下記。 直送鮮魚と本格握り寿司コース1.磯の香広がる!!あおさ豆腐 2.丸七直仕入れ!!鮮度よし!!5点盛 3.ぎっしりつまった!!海鮮太巻き 4.やけど…

ひとりだから楽しい仕事: 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活(クォン・ナミ)★★★☆☆ 1/27読了

村上春樹、小川糸、三浦しをん、益田ミリ作品など300作品以上を翻訳! 韓国の日本文学ファンから絶大な支持を得る人気翻訳家がユーモアたっぷりにつづる日常エッセイ。 私は知らなかったのだが、韓国を代表する日本文学の翻訳家さんで、30年間に300冊以上の作…

ウマニ ロンキ カサル ディ セッラ ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラシコ スペリオーレ 2021

永遠の旨安大賞!「以前試飲した8年前とほぼ価格が変わっていないことにまずは驚く。旨安特集の常連ともいえる存在で、どのヴィンテージも安定した高評価を得ている。ミネラルたっぷりの液体は少しとろみがあり、フルーツの甘みを酸とほろ苦さが上手に支えて…

プリモ

娘の誕生日のお祝いランチは久しぶりのプリモへ。特別ランチコースを予約しておいた。 ワインはペアリングでお願いして、最初はスプマンテ。突き出しは、宮城県産 有機にんじんのムース コンソメジュレ。にんじんの味が濃い。冷たい前菜は、皮目を炙ったサバ…

ル クロ デ グリヨン カルケール 2021

丘に囲まれた輝きある石灰岩土壌で育つグルナッシュ主体に3品種をステンレスタンクでマセラシオンカルボニック後、発酵・熟成しました。鮮やかなレッドカラー、イチゴジャムやグレナデンシロップの香りを感じます。 しっかりとしたエキスのアタックに少しク…

トゥデイズ(長嶋有)★★★☆☆ 1/17読了

どこにでもある日常が、どうしてこんなに愛おしいんだろう。かけがえのない「今日」を描く、芥川賞・大江賞作家の最新作。 夫婦と5歳の息子が暮らす築50年の大型マンションに、今日もささやかな事件が降りかかる――。日本に「住む」すべての人へ、エールを送…

サンテロ プロセッコ スプマンテ エクストラ ドライ

日本で一番売れているイタリアスパークリングメーカー「サンテロ」の新しいプロセッコ。フレッシュで心地よい青リンゴの風味のある特徴的な香り。繊細で溌剌とした泡立ち。程よいほろ苦さが食事と良くあいます。 夕飯は前にも作ったパイタンスープの鶏鍋。締…

マリオ・マレンゴ ドルチェット・ダルバ 2019

カスティリオーネファレットの0.48haの畑で1997,2000年にドルチェットに植え替えた。重いシルト土壌なのでドルチェットに相性が良い。ステンレスタンクで野性酵母のみで発酵。そのままステンレスタンクで10ヶ月以上熟成。フレッシュでカジュアルなワインなの…

シャトー・ド・ベル ベル・ア・チャオ 2022

収穫後、16度~20度で3週間のマセレーション。プレス後6か月のシュール・リー熟成。柑橘系の爽やかなアロマとワイルドフラワーの香り。口に含むと、丸みがありながらフレッシュな味わい。少しスパイシーでレモンのような余韻があります。グリルした野菜、エキ…

パンドルファ サンジョヴェーゼ リゼルヴァ パンドルフォ 2018

ロマーニャ リゼルヴァDOC。1999年植樹のグロッソ100%。ステンレスタンクでマセレーション約22日間。スラヴォニアンオークの50HLのボッテで18ヶ月熟成、8ヶ月瓶熟。濃縮したダークチェリーやブルーベリーの果実味に隙間のない甘くエレガントなタンニン。ひ…

中継地にて-回送電車Ⅵ(堀江敏幸)★★★☆☆ 1/7読了

土に還る。天に昇る。大気中に消え去る。どのような消え方も、ここでは許容されるだろう(「中継地にて」より)。 さまざまな媒体の注文に応じて生み出された52篇の小さいけれど大きな世界。変わったことも、変わらないことも実感できる「回送電車」11年ぶり…

ローラン・ルーミエ シャンボール・ミュジニー 2011

夕飯はトマト煮込みハンバーグ。 ワインはあるあるBOXのうちの1本。先日飲んだ2004年との飲み比べ。そこまで大きな違いは感じられなかった。美味しいんだけど、個人的にはいまひとつ感が拭えない。

ガロフォリ マクリーナ ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イェージ クラシコ スペリオーレ 2021

醸造はステンレスタンクのみ、フレッシュな酸味と上品なミネラルが「これぞヴェルディッキオ!」という味わい。実にコストパフォーマンスの高い1本です。モンテカロット地区で栽培され完熟したヴェルディッキオ種を100%使用。果実の持つ本来のアロマ、フル…

ローラン・ルーミエ シャンボール・ミュジニー 2004

夕飯はおせち。この日で最後。ヨーカドーの惣菜もちょいプラスした。 ワインはあるあるBOXのうちの1本。コルクが途中で折れてしまい、残ったコルクも結局上手く抜けず、ボロボロになったコルクが中に落ちてしまった。仕方がないから、デキャンタ容器に移し…

ジャン・マルク・ブロカール シャブリ・レ・プリューズ・グラン・クリュ 2018

レ・プリューズの中でも上部に位置し岩盤の上に薄い粘土石灰質の表土がかぶさった畑。力強さよりも繊細さや硬質なミネラルが特徴でグラン・クリュの中で最も女性的な印象。発酵はステンレスタンクで行い、熟成はシュール・リーにて約18ヶ月。バリックとウッ…

可燃物(米澤穂信)★★★☆☆ 1/3読了

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。 群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。 米澤穂信にしては物足りない。これでミステリ3…

クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ 2018

ジュヴレ・シャンベルタンとモレ・サン・ドニの間にある、ジュヌヴリエールという区画から生まれるブルゴーニュ・ルージュ。しかし、このワインを飲んで単なるブルゴーニュと思う人がいるだろうか。豊かな果実味、何層にもレイヤーを重ねる複雑さ、さらに深…

謹賀新年

例年と同じ流れ。妻の実家に行って、たらふくご馳走になり、そこからタクシーで私の実家へ。 私の実家ではお寿司。両親と弟家族とサッカーを見終わって、その後は正月特番を見ながら寿司を食べるという流れになるところで地震速報が入った。最初は大したこと…

総括

<本の五つ星(順番は読了順)> 街とその不確かな壁(村上春樹)4/25読了 ワイン知らず、マンガ知らず(エティエンヌ・ダヴォドー)7/11読了<本の四つ星(順番は読了順)> じゃむパンの日(赤染晶子)1/23読了 リバー(奥田英朗)3/21読了 盤上のパラダイ…

ラ メゾン ロマネ オロンシオ オート コート ド ニュイ ブラン 2020

オート・コート・ド・ニュイらしく繊細で冷涼感のある個性。決して力強くはないが、毎年バランスのとれた味わい。収穫後、100%全房のまま、足で踏んで発酵。発酵途中で古バリックに移し変えてそのまま3ヶ月発酵を続ける。澱引きして12ヶ月熟成後、ノンフィル…

ルイ・ニケーズ ブリュット 1er ミレジメ 2021

ルイ・ニケーズは、ドン・ペリニヨンやシャンパーニュ発祥の地として知られるオーヴィレ村の中心に位置しています。オーヴィレ村の中心にあるチョーク層の丘からは、古くから高い品質のブドウが産出されます。 こちらのミレジメにはオーヴィレ村とシュイィの…

イル・ファルネート ゴッド・セーブ・ザ・ワイン 2022

この数年、私自身も非常に強く感じる事ではありますが、白ワインの需要が格段に増えたと思います。それは日本に限った話ではないらしく、イタリアを含め世界的な流行なのではないか、そう話していたマルコ。彼らはやはり「ランブルスコの土地」であって、黒…

才人と俳人 俳句交換句ッ記(堀本裕樹)★★★☆☆ 12/28読了

各界で活躍する28人の才人と俳人による、俳句とエッセイの往復書簡。 才能と才能が響き合い、俳句の世界は無限に広がってゆく──。作家・アーティスト・俳優・タレントなど、多彩な28人の才人と俳人の堀本裕樹が、俳句とエッセイを交換。一つの季語をテーマに…

カークランド K ヴァイン カベルネ ソーヴィニヨン 2020

多くのブランドを手掛けるチャールズ・スミスが最初に立ち上げたKヴィントナーズ。真のワインラヴァーのために少量のみ製造する。 パワフル且つ複雑で、滑らかな口当たり。存在感が素晴らしい。 夕飯はすき焼き。牛肉は横浜橋通商店街まで買いに行った。や…

palmstories あなた(津村記久子,岡田利規,町田康,又吉直樹,大崎清夏)★★★☆☆ 12/23読了

「あなた」と「きみ」をめぐる、5つの“てのひら”の小説たち(パームストーリーズ) ちいさなハードカバーの単行本でお届けする掌篇アンソロジー 町田康がイマイチだったが、他はどれも良かった。又吉の出だしは岡田と似てたね。個人的には津村作品が一番良かっ…

ブルーノ・パイヤール エクストラ・ブリュット・プルミエール・キュヴェ

シャンパーニュ地方で古くからブドウ栽培家兼仲介業を営んでいた一家に生まれたブルーノ・パイヤールは1981年自分自身のシャンパーニュ・メゾンを設立しました。最も新しく、数少ない自営のシャンパーニュメゾンです。年間平均出荷量は60万本でその75%以上が…

絞首商會(夕木春央)★★☆☆☆ 12/17読了

大正の東京。 秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる 血液学研究の大家・村山博士が刺殺された。 不可解な点は3つ。遺体が移動させられていたこと、 鞄の内側がべっとり血に濡れていたこと、そして、 遺族が解決を依頼したのが以前村山邸に盗みに入った…

リベルタン

三鷹での観劇後横浜に戻って、馬車道のこちらのお店を妻と共に初訪問。鯖寅酒販のインスタで知ってから、いつか行きたいと思っていた。18時半の入店で、カウンターに一人客、テーブルに子連れの家族がいた。カウンターでもテーブルでもOKと言われてテーブル…

城山羊の会『萎れた花の弁明』@三鷹市芸術文化センター 星のホール

私が勝手にホームグラウンドと思わせてもらっている、三鷹市芸術文化センター星のホールでの公演となります。ここでの前回の公演は、2021年暮れ『ワクチンの夜』でした。当時の状況そのままを扱いました。さて現在、コロナも終わりインバウンドも回復、暗雲…