セイエル・ノウ・メス エスノウ・ブラン 2021

ゴールドキウイやシャインマスカットなどの溌剌とした果実が溢れ出す!今までの白とはタッチが変わり、瑞々しい果実が前面に出たリフレッシングな1本!軽快なタッチで飲みやすさ抜群なのに、しっかり旨みの余韻は健在。除梗、軽く破砕し、ダイレクトプレス、ステンレスタンクで10日間発酵(14~ 15°C)。澱引きせず、澱と共にステンレスタンクで 5ヶ月熟成。

夕飯はヴィロンのパンとサラダ。相変わらずヴィロンのパンは美味い。
ワインはFikaで購入のスペインワイン。品種はカルトゥシャ(チャレロ)、マカベオ。スッキリ飲みやすくて美味しかった。

テニスコート神谷圭介のソロプロジェクト「画餅」第二回公演『ホリディ』@下北沢 小劇場B1

作・演出:神谷圭介とチーム画餅

出演:海上学彦、小野カズマ、神谷圭介佐久間麻由、佐藤有里子、髙畑遊、波多野伶奈

楽しみにしていた「画餅」第二回公演。電子チケットで自由席なのだが、チケットに整理番号がなく、30分前に開場するという情報だけで、どのように入場するのかの案内がなかった。なので、開場時間よりも早めに行って、受付の人に聞いたら、整理番号券をくれて、開場時間の5分前に来て下さいと言われた。時間になったので行くと、整理番号順に並んで下さいと言われ、並んで検温を受けた。ただ、整理番号券を配るなんて告知はなかったので、券を持っているのは10人ほどで、それ以外の人たちは、じゃあ、この列の後ろに並んで下さいと言われていた。私が観に行ったあとの日のツイッターで、開場15分前に整理番号券を配って、開場の5分前に並んで下さいとの告知がされた。それならそうと、最初から告知して欲しかったよね。それよりも、電子チケットに整理番号付けておけばいいだけの話なんだが、付けるとお金が掛かるとかがあるんだろうか。画餅は宣伝美術とかがスタイリッシュでお洒落なんだけど、入場方法がスマートじゃないのは残念だった。次回は改善してほしい。
それはさておき、個人的には最前列に座れたので良かった。客入れ曲は松浦亜弥の「Yeah! めっちゃホリディ」。前回公演「サムバディ」の時が織田裕二の「Love Somebody」なので、まあそういうことなんでしょう。ただ、開演までの30分、エンドレスで「Yeah! めっちゃホリディ」を聞かされるのはなかなかにきつかった。しかもなぜか、後ろの席のカップルの女性の方が一緒に歌ってるし。
作品は前回同様3本構成。ただ、今回は1本目と3本目がつながっていた。1本目はタイに旅行に行く機内からその後のあれこれ。2本目は洗濯洗剤のCM撮影の話。3本目がタイに集まった兄妹の話。大きく分けると3本なのだが、1本の中でもいくつかのエピソードに分かれている。よくこういう話を思いつくよなというくらい、とにかく面白い。前回と全く違うキャストで、かつそれぞれの持ち味をちゃんと活かしているところもすごい。1、2本目に比べると3本目がやや落ちるかなと思うが、最後に姉妹3人がどうでもいい話をだべるシーンが「レザボア・ドッグス」のオープニングシーンを思い起こさせて、個人的にはツボだった。
前回同様、凝り凝りに凝った配信がこの後あると思うので、公演を観られなかった人はそちらがオススメ。

クリネッツ モーラ 2009

1972年に植えられた古い区画の葡萄が主体。条件の良い年のみ造られるリゼルヴァ。収穫を遅らせて完全な熟度を手に入れる。野性酵母のみでコンクリートタンク発酵。30日間のマセラシオン。1度移し替えをしてアッサンブラージュ。60ヶ月樽熟成。最初の36ヶ月はチェリー樽、その後、オーク樽に移し変えて24ヶ月熟成。

夕飯はビーフシチュー。ブロッコリーも一緒に煮ちゃって、とろけてしまった。
合わせたのは、ワイン見聞録で購入したこちら。ちょっといいのを開けてしまった。品種はメルローカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン。そこまで色は濃くないし、タンニンもきつくなく、むしろ酸味がある。ただ、液体の凝縮感がすごくて、アルコール度数も高い。濃いめの料理じゃないと合わないと思うので、ビーフシチューにはちょうどよかった。

レンブラントの帽子(バーナード・マラマッド)★★☆☆☆ 1/20読了

『あしたから出版社』を読んで、島田潤一郎さんが1人で立ち上げた夏葉社の最初の一冊が本書だと知って読んでみた。3篇の作品が収められているが、正直どれもあまり面白い話ではない。ただ、どれも人間がよく描かれているという点で、興味深く読んだ。

ハヤブサ消防団(池井戸潤)★★★☆☆ 1/17読了

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?

地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。

最初はなかなか入り込めなかったけど、事件が起きるにつれページを繰るスピードも増していった。ミステリーとしては、まあまずまずでしょうか。消防団員の勘介が「ホタルを見に行こう」とか「ハチを取りに行こう」と主人公を誘いに来るところが小学生のようで面白かった。

ジャン・マルク・ミヨ ブルゴーニュ・ルージュ 2020

コンブラシアンにある1.2haの南東向きの畑。フレッシュなレッドベリーに野性味あふれる土っぽさやスパイスを持つ表情豊かなアロマ。しっかりとした奥行きを持つ爽やかなミディアム・ボディのフレーヴァーは実にしなやかで活気にあふれている。果実味、酸、タンニンのバランスが見事で、ACブルゴーニュクラスのワインとは思えない程の高品質である。

バドミントン練習後の、I谷さん宅での新年日本酒を飲む会が久しぶりに開催された。コロナ前の2019年以来となる。ただ、今回は以前のように大人数ではなく小ぢんまりと。そこへ私が持ち込んだのがこのワイン。あるあるBOXのワインだが、実は割とお値段高めのワインだった(モウチョットヤスイノデモヨカッタカ)。これACブルなんだけど、確かに結構美味しかったね。まあ、ワインファンを増やすためには美味しいのを飲んでもらってよかった。
今回は最近加入したMさんも来てくれて、あまり飲めないと言いつつ、結構飲んでいた。コロナでこういう機会はめっきり減っていたけど、やっぱりワイワイ飲むのも楽しいね。

マリア・ボルトロッティ ダルドゥレイナ 2020

マリア・ボルトロッティがあるのはイタリア エミリア・ロマーニャ州の中でも東端のコッリ・ボロネージ。彼のぶどう畑があるゾーラ・プレドーザの丘陵地帯はその付近で最もぶどう造りに適した土地として1000年前の文献にも名前が記載されていた。コッリ・ボロネージは80000haほどの広大な産地だが、本当に自然な造りをしているのは10蔵ほどと言われている。当主のフラヴィオ・ボルトロッティは1965年生まれの53歳。将来を見据えたフラヴィオが中心となり、1992年からオーガニック栽培を開始、間もなくビオディナミコも開始。自然な造りがモットーで、誰が飲んでも美味しく気軽に買える価格のワインを造ろうと日々邁進している。
ワインの名前はボローニャ方言でおしゃべりという意味。自然なワインは飲む人の心を開き、おしゃべりにさせるからというところから!これほど軽やかな赤色の微発泡があっただろうか... 最初はドライ、次第にふっくらしてくるのも魅力の一つ。 保管してあった冷凍マストを加えて二次発酵。(インポーター資料より)

夕飯は、シーフードグラタン。玉ねぎではなくて長ネギを使用した。ただ、ほうれん草やブロッコリーなどの青物野菜も入れてほしかったと妻に言われてしまった。
ワインはFikaで購入の赤色の微発泡ワイン。木苺のような香りと味で、スッキリしていて美味しかった。