カザーレ・キャンティ・コッリ・セネージ 2016

トスカーナ州からは定番キャンティ。自然な栽培と醸造に古くから取り組み、白葡萄を含む伝統的ブレンドを守り抜くカザーレ!伸びやかな果実味と酸を備え、躍動感のある味わい。豊かな広がりとしみる飲み心地は白葡萄ブレンドならでは。伝統的キャンティの真の美味しさを伝えます!

いのししやにて購入。夕飯は油淋鶏。鶏肉を厚さが均一になるように開くのを怠ったので、厚いところに火が通らず、一部やり直す羽目になったり、フライパンで揚げ焼きにしたのでカラッと揚がらなかったりして、出来はイマイチだった。いつかリベンジしよう。
合わせたのがこちら。あまり深く考えず、そろそろイタリアワインかなと思ってのチョイス。思ってたよりも濃くて力強かった。

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アンヌ・グロ・ブルゴーニュ・シャルドネ 2018

ブルゴーニュシャルドネです。葡萄は優しく、かつ迅速にプレスされ、沈殿物と絞りかすはとり除かれ、透明なジュースのみ低温で24時間置かれます。醸造は温度管理されたステンレスタンクで熟成させ香りを引き出しております。白桃の香りがし、スモーキ―でミネラル感のある味わいです。丸みがあり、力強さも共存しております。

キタザワにて購入。夕飯はポテトグラタンとホタテとタコのカルパッチョ。グラタンは以前に作ったときはジャガイモだけだったが、今回は玉ねぎとほうれん草も入れた。カルパッチョのマリネだねは、玉ねぎとミニトマトのみじん切りに白ワインビネガー、オリーブオイル、レモン汁、塩・胡椒、フェンネルシードを入れたもので、最後にケイパーを散らした。
合わせたワインがこちら。熱々のグラタンにキリッと冷えたシャルドネは最高でした。

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湖の女たち(吉田修一)★★☆☆☆ 2/16読了

琶湖近くの介護療養施設で、百歳の男が殺された。捜査で出会った男と女―謎が広がり深まる中、刑事と容疑者だった二人は、離れられなくなっていく。一方、事件を取材する記者は、死亡した男の過去に興味を抱き旧満州を訪ねるが…。昭和から令和へ、日本人が心の底に堆積させた「原罪」を炙りだす、慟哭の長編ミステリ。

何もかもが曖昧で、モヤモヤとした読後感。あえてそうしているのかもしれないが、個人的にはイマイチだったなあ。

北海道中央葡萄酒 北ワイン ケルナー 2018

余市町 木村農園産の樹齢およそ25~35年のケルナーをすっきりとした辛口の白ワインに仕上げました。
白桃や柑橘などの華やかなアロマ、穏やかな酸、シトラスのような爽やかな味わいが特徴です。

マルシェ ディ ジュールにて購入。夕飯はたらとじゃがいものポルトガル風炒めとサーモンのサラダ。タラじゃがは別のレシピのものをよく作っていたが、卵が入るこちらのレシピもなかなか美味しかった。ケイパーが残っていたので、サーモンのサラダも作ってみた。付け合わせの野菜は、ヨーカドーで売っていた100円野菜。思っていたよりも入っていて悪くないなと思った。今って色んなカット野菜とか下処理済みの野菜売ってるんだよね。割高といえば割高だけど、今後もうまく利用したい。
合わせたのがこちらのワイン。スッキリとした中にも芯みたいなものも感じられて美味しかった。フランスでもイタリアでも日本でも、美味しいワインは美味しいよなあ。

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ドメーヌ・カルテロル・IGPコート・ヴェルメイユ「エスタ・フェット/ルージュ」 2018

●グルナッシュ、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブランで80%、カリニャン20%。ブドウの平均樹齢は60年になります。半分づつ全房でフードルとステンレスタンクで2週間の発酵。プレス後6ヶ月熟成させた後に両タイプをアッサンブラージュ。若干褐色の入ったルビー色。青じそや磯のりの香り、強めの酸のアタックに強めのタンニンをかんじますが旨味とともに、バランス感よくジューシーでエレガントなアフターに流れます。

●こちらも持ち込んでいただいての軽いテイスティングで・・・。グリ並びにブランがどのくらい混じっているのでしょうか?ちょっとパウダーっぽいミネラル感、chewyでわずかにグリーンが残ったタンニン、しっかりと酸の残った鮮やかな赤い果実味、グラスの中で少し時間をおくとバランスのとれたスタイルにまとまってきます。ヴァン・ドゥ・ソワフとまでは行きませんが飲み心地は白ワイン的なかろやかさ。それでいてアフターの中にきちんとした赤ワインの構成が感じられます。こんなところにちょっと作り手のセンスを感じつつ、気分は「あなご飯」ですかね?少し濃いめ×甘めに炊き上げたアサリの炊き込みご飯なども試したいですね。(2020.01.17 いのまた)

Alcoholic Armadilloにて購入。夕飯はまたもやコウケンテツレシピの「フライパンで肉汁溢れる極旨チャーシュー」。これが我ながら上手くできた。初めてチャレンジした料理が上手くいくと嬉しいね。豚肩ロースの塊肉が安売りしていたら、また作ろう。
合わせたのがこのワイン。いのまたさんの「少し濃いめ×甘めに炊き上げたアサリの炊き込みご飯なども試したい」というコメントを参考にしてみた。最初は確かに「強めの酸のアタックに強めのタンニン」を感じるが、飲み進めるうちにまとまってくる感じ。料理との相性はまずまずだと思うが、もう少し濃い目のワインでも良かったかも。

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ポール・ショレ・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ

近年、美味しいクレマン(スパークリング)が数多く出現してきましたが、シャンパンと熟成期間に差があるため、味わいの幅においてシャンパンの方が・・・、と言うのが私の個人的な意見ですが熟成期間が長い上質なクレマン・ド・ブルゴーニュがあります。
1955年、サヴィニ・レ・ボーヌに創業したポール・ショレのクレマンです。ポール・ショレは、1970年にはクレマン・ド・ブルゴーニュAOC認定に携わり、1975年のクレマン・ド・ブルゴーニュAOC認定と同時に、最初のクレマン・ド・ブルゴーニュを生産するなど、その歴史と共に歩んできたクレマンを専門としているメゾンです。
葡萄はコート・ドール産のみを使用し、長期熟成をすると言うこだわりを貫いております。泡は細やかでやや優しく、豊かなボディ、フィネス、そしてちょっとした熟成感。これこそが、クレマンの歴史と共に歩んできたポール・ショレの魅力に他なりません。

キタザワにて購入。夕飯はチーズタッカルビコウケンテツYouTubeを参考にした。キャベツを大量に入れたし、全体的に具材が多いので、その分タレも多めにしないといけないのだが、ビビってコチュジャンはあまり多くしなかった。というわけで、そこまで辛くないチーズタッカルビとなった。
合わせたのはクレマンのロゼ。味はまずまず。チーズタッカルビには合っていたと思う。

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いつの空にも星が出ていた(佐藤多佳子)★★★☆☆ 2/8読了

物静かな高校の先生、予備校に通う女子高生、家業の電気店を継いだ若者、少年野球のピッチャー、洋食店のシェフ―一見つながりのない人たちを結んでいる、強くてまっすぐな気持ち!なにかを心から「好き」でいる、すべての人へ贈る爽快な感動!!

4編のうち最初の1編だけ、掌編というべき短さだが、残りの3編はかなりのボリュームの中編となっている。そして、どの作品も横浜ベイスターズ愛に満ちあふれている。私は横浜に住んでいるのだが阪神ファンなので、そこまでのめり込めなかったが、優勝した年のことはもちろんよく覚えている。友人に大のベイスターズファンがいるので、彼が読めば相当共感できると思う。